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南大東空港の案内情報
駐車場
南大東空港の駐車場は、空港ターミナルの前にあります。駐車料は無料、収容台数は86台です。空港から南大東村役場へは車で5分、北港へは15分です。駐車場周辺は緑化整備が進められており、芝生が植えられています。
アクセス(バス、電車、車)
南大東島では、残念ながら公共交通機関だけでなくタクシーも走っていません。また、空港でのレンタカーのサービスも無いので注意しましょう。そのかわり、多くの宿泊施設では宿泊者の送迎サービスを行っています。南大東島にある宿泊施設を予約した際は、到着時刻を事前に伝えておけば、スムーズに宿にたどり着けるでしょう。
ラウンジ
南大東空港は小さな空港であるため、ラウンジはありません。飛行機に乗る際は、チェックインカウンター横にある搭乗待合室で待ちます。また、搭乗ロビーにも椅子が置かれています。南大東空港での保安検査場通過は出発15分前まで、搭乗口へは出発10分前までに行く必要があります。空港内でのんびり待つのもいいですし、外を散策するのもいいでしょう。
営業時間
南大東空港の営業時間は、午前8時から午後6時までです。空港内には売店1軒しかありませんので、空港に到着後はそのまま宿泊施設に行けばいいでしょう。また、南大東空港に乗り入れる航空便は限られているので、あらかじめ時刻表で確認しておきましょう。
お土産
南大東空港には売店が1軒あります。1軒しかありませんが品揃えは充実しています。おすすめのお土産はラム酒です。南大東島の主要産業はサトウキビ栽培で、ラム酒はサトウキビを上手に活用した副産物なのです。一方、南大東島では泡盛は販売されていません。ユニークなお土産なら、ラム酒を使ったケーキがおすすめです。ケーキの柔らかい生地には、しっかりとラム酒が染み込んでいます。
食事
南大東空港内や周辺にはレストランがありません。したがって、空港に到着する前に食事を済ませておく必要があります。どうしても小腹が空いた場合は、先ほど紹介した売店を利用しましょう。お菓子を中心に、数多くの食料品が販売されています。中心地でお弁当を購入して、空港内で食べるのもいいでしょう。
ホテル
南大東空港の周辺には、宿泊可能なホテルがありません。島内にある唯一のホテルは、中心地にある「ホテルよしざと」になります。「ホテルよしざと」には洋室と和室があり、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。なお、予約はホームページからできます。ホテル以外には民宿があります。数多くの民宿がありますので、比較検討してみることをおすすめします。そして、予約する際は送迎サービスを依頼することを忘れずにしておきましょう。
南大東空港周辺の観光スポット
大池のオヒルギ群落の紹介
南大東島はサンゴ礁が隆起してできた島であり、他では見られない珍しい生態系を有しています。その中でも特に有名なのが大池のオヒルギ群落です。大池は南西諸島最大の湖沼で、そこには本来、河口の塩性湿地にできるはずのマングローブ(熱帯や亜熱帯に見られる森林)が海と切り離されて自生しています。学問的には非常に貴重な生態系とされており、国の天然記念物に指定されているほどです。また、大池の北側にある湿地帯ではさまざまな野鳥や水生生物が生息しています。鳥のさえずりが心地よく聞こえる中をカヌーで巡ることもでき、特に水上で見る夕日の美しさは特筆ものです。その他にも、大池の近くには展望台があり、周囲の風景を一望することができます。この世界的にも珍しい生態系のあるオヒルギ群落を見るためには、飛行機で南大東島を訪れるしかないわけですが、航空券の値段は決して安くはありません。そこで、航空券付宿泊プランを利用してみてはいかがでしょうか。それほど大きな島ではないので、宿泊場所が島のどの場所でもオヒルギ群落から遠すぎるということはありませんし、航空券と宿泊費がセット価格になっているので予算的にもお得です。
星野洞の紹介
サンゴ礁が隆起してできた南大東島の成分はほとんどが石灰石です。そのため、島のいたるところに鍾乳洞ができています。中でも最大規模を誇るのが、星野洞です。全長375m、面積にして約1000坪の空間は歩道や照明が整えられており、壮大な自然の創造物をゆっくりと見学できるようになっています。また、星野洞の入口は切り立った山の岩肌にあるわけではなく、その周囲には何の変哲もないさとうきび畑が広がっています。しかし、扉を開くと、そこには突然、幻想的な地下世界がぱっくりと口を開けているのです。そのギャップが星野洞の魅力のひとつです。乳白色の鍾乳石がまるでオーロラのように広がるその風景の美しさは東洋一とも言われ、異世界気分を存分に味わうことができます。
大東神社の紹介
大東神社は南大東島入植事業の開始にあたり、1900年に造営されたものです。境内は国の天然記念物であるダイトウオオコウモリやフクロウの仲間であるダイトウコノハズクが飛び交い、絶滅危惧種であるダイトウシロダモが群生しているなど、希少な生物の棲む森となっています。特に、日本最大のコオモリであるダイトウオオコウモリはわずか300匹ほどしか生存していないと言われている非常に貴重な種です。また、この神社では毎年秋になると豊作を祈願すると同時に、村人のレクリエーションを兼ねて祭りが行われます。9月23日の本祭では神輿、山車、仮装行列などがあり、大東神社の境内では八丈太鼓と三線の音色に合わせて沖縄角力と江戸相撲の奉納演舞が執り行われます。
日の丸山展望台の紹介
日の丸山展望台は島の南にある亀池港近くの展望台です。標高は56メートルとそれほど高くはないのですが、そもそも、南大東島自体の標高が最高でも75メートルほどしかありません。しかも、島はお椀形になっており、島の奥に進むほど標高が低くなるため、展望台に登ると市街地やサトウキビ畑など、島の風景を一望することができます。島全体の7割を見渡すことができると言われているので見晴らしのよい風景を楽しみたいのであれば、まずここを訪れるのがよいでしょう。また、展望台は林に囲まれた小高い丘の上に位置しており、非常にさわやかな場所です。戦時中は電波探知機部隊の陣地になっていて今でもその時に使用された防空壕の跡を見ることができます。ちなみに、展望台の名前は村の青年団が毎朝丘の上に日の丸を掲げたことに由来しています。
塩屋海水プールの紹介
南大東島は険しい絶壁に取り囲まれているため、砂浜がありません。よくある南の島のイメージとは異なり、海水浴ができないのです。そんな中で、疑似的に海水浴を楽しもうと造られたのが塩屋海水プールです。塩屋海水プールは岩礁をくり抜いて作った天然の海水プールであり、直接海から入ってくる澄んだ水の中で水泳を楽しむことができます。プールの中には生きた魚やエビなどもいて、実際に海の中を泳いでいるような気分を味わえます。また、初心者がシュノーケリングの練習をするのにも最適です。ただ、満潮時や波の高い日には泳げなくなるため、事前の確認が必要です。一方で、この辺りは夕日の絶景ポイントとしても知られており、たとえ泳げなくてもその風景を見るためだけでも訪れる価値はあるでしょう。