与那国空港発の路線

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与那国空港の案内情報

駐車場

与那国空港の駐車場は、空港の目の前にある空港内駐車場を利用することができます。収容台数は72台あるほか、身体障がい者専用の駐車場が3台分と、そのすぐ横に車椅子専用乗降場が備わっています。駐車料金はシーズンに左右されることなく、完全に無料となっています。空港周辺には、ほかの民間駐車場などはありません。

アクセス(バス、電車、車)

与那国空港へのアクセス方法には、車と路線バスがあります。車の場合、与那国町役場方面からは県道216号線を久部良港方面へ約5分、久部良港からは直進して県道216号線に入ると約10分で空港に到着します。最西端観光の運行する路線バスは、空港前のバスターミナルから1日7便運行されており、島内を循環しています。運賃は無料で、バスの運行経路上であれば好きな場所で乗降が可能です。

ラウンジ

与那国空港は非常にシンプルでコンパクトな空港であり、ラウンジも出発ロビーを兼ねた小規模なものとなっています。若干ですが椅子が設置されているので、ロビーでゆっくり座って過ごしたい場合は、早めに空港に到着しておくと良いでしょう。チェックイン後はびっしりと座席の並ぶ搭乗待合室で待つことができ、その後は飛行機の搭乗口まで地上を歩いて行きます。

営業時間

与那国空港の営業時間は、午前7時から午後7時までです。ただし、1日に石垣への3便、那覇への1便の計4便のみの就航なので、空港の機能の多くはフライト時刻に合わせたものとなっています。搭乗手続きは出発時間近くになると開始され、売店も飛行機が離発着する時間帯以外は店を閉めています。早い時間に空港に到着してしまった場合は、空港内の食堂が開いているので待ち時間に利用できます。

お土産

与那国空港内の到着ロビー前に与那国空港売店があり、年中無休で午前9時から午後6時まで営業しています。与那国島の特産品やお土産は、この売店でほぼ買えるほど品揃えが豊富です。定番のお土産は泡盛で、花酒と呼ばれる日本一アルコール度数の高いお酒もあります。特産品であるクバ餅や黒糖、長命草、与那国織なども人気のお土産です。

食事

与那国空港内にある「旅果報(たびがふう)」という名の食堂は、座席数が60席あって与那国島で最大規模のレストランでもあります。年中無休で営業時間は午前8時30分から午後6時までです。与那国島特産の長命草を練り込んで作ったそばやロールケーキをはじめ、カジキ丼やゴーヤチャンプルなどの沖縄らしいメニューから、生姜焼きやとんかつなどの定食、飲み物まで揃っています。

ホテル

与那国空港から一番近いホテルに、与那国島唯一のリゾートホテル・アイランドホテル与那国があります。空港からのアクセスには、無料送迎を利用しましょう。全77室の客室にはテレビや冷蔵庫、ウォシュレット付きトイレ、Wi-Fi対応など、快適に過ごせる設備が一通り揃っています。朝食・夕食時に営業しているレストランがあり、朝食はバイキング形式です。
そのほか、島内の主なホテルや民宿は、与那国町役場周辺や久部良港周辺にあり、最西端の島らしいアットホームな宿ばかりです。

与那国空港周辺の観光スポット

立神岩

与那国島のシンボルとされている「立神岩」をご紹介しましょう。立神岩は島の南東部にひょっこりとそびえ立つ岩で、地元のことばでは「トゥンガン」と呼ばれています。青く美しい海に立つこの岩には、ある伝説が残っています。この岩には海鳥が集まり巣を作るのですが、ある時若者が卵を取りに岩に上ったところ、降りられなくなってしまったのです。疲れ果てて眠ってしまう若者。次に目を覚ました時には岩ではなく、無事に陸地に戻れていたのだとか。そんな不思議な伝説をもつこの岩は、2ヶ所の展望台から眺めることができます。古い方の展望台はサンニヌ台の駐車場からだいたい600mほど西です。さらに西へ500mほどいくと新しい展望台があります。

与那国空港から立神岩へのアクセス方法
格安航空券を入手して与那国空港に降り立ったら、まずはレンタカーを借りましょう。立神岩へは車での移動となります。与那国空港から県道216号線を通って行くのが最短ルートでだいたい20分ほどで到着します。駐車場は少し手前のサンニヌ台にあるので見逃さないようにしてください。

アヤミハビル館

与那国の自然について学べるアヤミハビル館もぜひ訪れたい観光スポット。「アヤミハビル」とは世界最大の蛾であるヨナグニサンの地元での呼び方です。蛾と聞くと嫌なイメージがわくかもしれませんが、モスラのモデルになったほどの希少種で、一見の価値があります。与那国に住む人々とヨナグニサンとの関わりや、与那国特有の昆虫や動物といった自然について学ぶことができる資料館です。体験学習もできるので、お子さんの学習を兼ねて観光することもできます。また、雨天時の屋内観光として候補に入れてみてはいかがでしょうか。
入館料は大人が500円、子どもが300円です。団体(5名以上)の場合は大人が400円、子どもが240円になります。

与那国空港からアヤミハビル館へのアクセス方法
与那国への航空券片手に、ウキウキと空港に降り立ったなら、まずすることはレンタカーの確保。アヤミハビル館へもやはり車での移動となります。与那国空港からアヤミハビル館へは車で10分ほど。県道216号経由となります。

西崎(いりざき)

与那国島への航空券を手に入れたならぜひ訪れたいのが西崎。「いりざき」と読みます。与那国島は日本最西端の島として有名ですが、島内で最も西にあるのがこの西崎なのです。ここには「日本最西端の地」を示す碑があります。見どころは、日本で一番後に沈む夕日。また、天気がよければここからわずか111km先の台湾を臨むこともできます。展望台もあるので、日本最西端を満喫するのに最高の天候だといいですね。高い断崖なので、風の強い日は注意してください。また、海底遺跡が見学できる船に乗ると、海から最西端の断崖を眺めることも可能です。観光案内所や宿泊施設で日本最西端到達証明書を発行してもらえるので、最西端到達の記念にいかがでしょうか。

与那国空港から西崎へのアクセス方法
与那国空港から西崎へは県道216号線を西に向かって10分ほどです。空港を出てすぐはあまり飲食店はないようですが、西崎付近にはビーチがあるので、そこまでたどり着けばカフェや島料理屋もあります。道中、左手に久部良岳を臨むことができますよ。

東崎(あがりざき)

西崎に対して反対側に東崎という場所があります。読み方は「あがりざき」です。ここにも展望台があり、天気の良い日には西表島を眺めることができるようです。東崎自体は断崖なのですが、岬周辺はなだらかな牧草地帯となっています。その為、与那国馬や牛の放牧がさかんです。ここに来たら、絶景はもちろん、与那国の動物たちとの触れ合うこともできます。このように放牧されている関係上、先端までいくには駐車場から少々歩くことになる点にご注意ください。また、放牧しているために遊歩道には動物の糞が落ちていますので要注意です。
緑の草原が広がる中、悠々とたたずむ与那国馬や牛、そして青々とした与那国の美しい海を堪能するにはもってこいの観光スポット、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

与那国空港から東崎へのアクセス方法
与那国空港から東崎へは、やはり県道216号を使い、東へ向かって25分ほどです。東崎の手前に広大な牧場があります。車の場合は手前の駐車場を利用し、展望台までは徒歩となります。バイクや自転車などの場合は展望台近くまで行くことが可能です。

ティンダハナの紹介

与那国空港からほど近いところにあるティンダハナ。標高85mほどのところにあり、東シナ海や周辺のビーチ・集落を一望することができます。付近に駐車場もあり、そこから坂道や階段をつかって登っていくことになります。ここはもともと、与那国の伝説の女首長が住んでいたとされる場所。伝説についての碑もあります。眺めが良いというだけでなく、その伝説にもとづいて旧暦8月に毎年そこの湧水を組む神事が行われる聖地であることも忘れてはいけません。その絶景の評判を聞いて訪れる人も多いようですが、実際に訪れてみると場の神聖さに圧倒される人もいるようです。与那国にどんな伝説があるのか、行事があるのかについて体感できる観光スポットであることは間違いありません。

与那国空港からティンダハナへのアクセス方法
与那国空港からティンダハナへは車を使うと県道216号を東へ向かって5分ほどです。付近に駐車場があり、そこからは徒歩となります。また、空港から徒歩でも30分ほどで移動することも可能です。空港に降り立ったら散策がてら歩くのもいいかもしれません。