利尻空港発の路線

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利尻空港の案内情報

駐車場

利尻空港には124台を収容する駐車場が併設されています。駐車場を利用する際は特に申し込みは必要ありません。空港のホームページには詳細な情報がありませんので、詳細は電話で問い合わせるといいでしょう。

アクセス(バス、電車、車)

利尻空港には島内を一周するバスが乗り入れています。ただし、島内一周バスは本数が限られているので宗谷バスのホームページでチェックしておきましょう。なお、ホテルによっては空港からの送迎サービスを行っています。詳しくは各ホテルのホームページをご覧ください。

ラウンジ

利尻空港は小規模の空港のため、ラウンジはありません。飛行機に搭乗する際は1Fにある搭乗待合室で待ちましょう。なお、2Fには無料で利用できる20倍観光双眼望遠鏡や展望ホールがあります。送迎デッキで美しい景色を見ながら飛行機を待つのも悪くはないですね。

営業時間

利尻空港の営業時間は9:00~17:00ですが、店舗は営業時間が異なります。喫茶店は飛行機の運航時間に合わせてオープンします。営業時間が限られているので、利用される方は空港のホームページをご覧ください。

お土産

利尻空港でお土産を購入される方は、2Fにある喫茶店「RISHIRI」に行きましょう。「RISHIRI」ではユニークな利尻の特産品を購入することができます。例えば、利尻昆布のエキスが入った「利尻シャンプー」や「利尻コンディショナー」はお土産として喜ばれることでしょう。他にも利尻の名産品を数多く取り揃えています。

食事

利尻空港にある唯一のお食事処が2Fにある喫茶店「RISHIRI」です。「RISHIRI」ではカレーライスや五目チャーハンといった一般的なメニューから季節限定のうに丼まで取り揃えています。海の香りがする昆布ラーメンもいいでしょう。ただし、営業時間が限られているので「RISHIRI」を利用される際は営業時間をチェックすることをおすすめします。

ホテル

利尻空港の周辺にはホテルがありません。そのため、島の中心地でホテルを探すことになります。利尻島には大型リゾートホテルからペンション風のホテルまで、様々なタイプの宿泊施設があります。そのときのシチュエーションに合わせて、宿泊施設を選ばれるといいでしょう。なお、ホテルを予約する際は空港までの送迎サービスの有無を確認するのがコツです。送迎サービスがない場合は、空港からのアクセスを確認することが必要です。

利尻空港周辺の観光スポット

姫沼の紹介

利尻島の中でも特に人気が高い観光スポットの1つである姫沼は島の北東部、利尻山の山頂から真北に行ったところにあります。静かな森林に囲まれた穏やかな小さな沼で、のんびりと散策を楽しむことができます。標高125mという小高い場所にあり、天気が良い日には原生林の中に雄々しくそびえ立つ利尻富士を見ることができるのも人気の理由の1つです。また風がなく水面が穏やかなときには逆さ富士が水面に映ることもあり、利尻島随一の絶景スポットと言えるでしょう。実は姫沼は実は人の手で造られた沼で、「姫沼」という可愛らしい名前は沼を造った際にヒメマスを放流したことに由来します。しかし周囲は貴重な高山植物が原生していたり、美しい湧水を味わうことができたりと人造とは思えない秘境のような雰囲気をまとっています。トレッキングを楽しみたいなら、ベストシーズンと言われる6~10月に航空券を手配した方がいいかもしれません。

【利尻空港】から姫沼へのアクセス方法
利尻空港から姫沼へのアクセスはタクシーもしくはレンタカーを利用するのが便利です。沿岸を走る国道108号線を通り、途中で姫沼へと続く道を右折し、急勾配な坂道を約2km登ったところに姫沼はあります。空港からは約30分です。ちなみに空港から出ている宗谷バスの定期観光バスの「利尻A」コースにも姫沼は入っています。利尻Aコースは時期によって若干行き先が変わるので航空券を取るときに確認が必要ですが、姫沼はどのシーズンでもルートに入っています。

オタトマリ沼の紹介

姫沼にも劣らない絶景を見せてくれるのは島の南東にあるオタトマリ沼です。オタトマリ沼は利尻島最大の沼で、観光シーズンになると多くの観光客が訪れます。沼の周囲には約1.1kmの散策路が整備されており、道端には季節ごとに色とりどりの花々が咲き、訪れる人の目を楽しませています。
そしてオタトマリ沼が有名なのはその自然の美しさだけではなく、実はもう1つ理由があります。オタトマリ沼から見える利尻山の風景は北海道を代表する銘菓「白い恋人」のパッケージのモデル地として採用されているのです。オタトマリ沼から道を一本挟んだ海側には「白い恋人の丘」と呼ばれる展望台もあり、ここでプロポーズをしたカップルにはメーカー公認の「プロポーズ証明書」が贈られます。

【利尻空港】からオタトマリ沼へのアクセス方法
利尻空港からオタトマリ沼へは宗谷バス定期観光バスのA、B両方のルートで行くことができます。姫沼と同じくどのシーズンでもルートに入っているので、いつでも安心して航空券を取ることができるでしょう。タクシーやレンタカーで行く場合には道道108号線をずっと南下していきます。道沿いにずっと行くと35分程度で着くことができるでしょう。

仙法志御崎公園の紹介

島の南岸にはゴマフアザラシを見ることができる仙法志御崎公園があります。公園は岬のようになっており、その昔、利尻山が噴火した際に海へと流れた溶岩流が固まってできた奇岩がゴロゴロと積み重なっています。その公園の一角には人工的に造られたアザラシプールがあり、アザラシがいるときには見るだけでなくエサやり体験をすることも可能です。時期によっては残念ながらアザラシが見られないこともありますが、最南端の透明度の高い美しい海を眺めるだけでも十分癒されるかもしれません。
また近くの土産物屋では店先で特産の昆布の加工や手入れをしているところを見られたり、駐車場に出張パン屋が来たり、こちらも観光客に人気のスポットになっています。特にウニ漁のシーズンには、獲れたてのウニをその場で割って食べることができるので、その時期に合わせて航空券を取るのもオススメです。

【利尻空港】から仙法志御崎公園へのアクセス方法
利尻空港から宗谷バスが運行している定期観光バスのA、Bのどちらのルートにも仙法志御崎公園は入っています。バスではなく自分で行くならレンタカー、タクシーのどちらかですが、その場合には道道105号線と108号線を使って約40分の道のりです。

利尻町立博物館の紹介

利尻島には2つの町がありますが、そのうちの1つ・利尻町にある「利尻町立博物館」では利尻島の歴史や文化をさまざまな角度から学ぶことができます。「自然・海、人間の調和」をテーマとする館内にはアザラシや海鳥の剥製、利尻島近海で獲れるウニなどの海産物など、利尻島の独特な生態系や生き物の暮らしについての展示が行われています。また昔の利尻の人々の生活について人形やナレーションを使って展示しているコーナーもあります。その昔、会津藩士が利尻島に派遣され、町を開拓していった時代の資料や、かつて盛んに行われていたニシン漁に関する展示など、当時の人々の様子を垣間見ることができるでしょう。入館料は小中学生が100円、高校生以上が200円です。

【利尻空港】から利尻町立博物館へのアクセス方法
利尻町立博物館は島の南部にあります。定期観光バスのルートには入っていないので、利尻空港からはタクシーかレンタカーを使っていきます。道道105号線と108号線を経由して島を南下すれば、30分ほどで着くことができます。

夕日ヶ丘展望台の紹介

旅の締めくくりにふさわしいのは美しい夕日が見られる「夕日ヶ丘展望台」でしょう。夕日ヶ丘展望台は利尻島の北、標高45mの高台にあります。展望台へ行くにはゆるやかな階段と坂道を登っていかなければなりませんが、中腹にビューポイントがあったりウミネコやカモメといった海鳥を見ることができたり、楽しみながら頂上を目指すことができるでしょう。約15分登っていけば、海側には礼文島と日本海の大海原、山側を見れば利尻山と鴛泊エリアの街並、と360度どこを見ても美しい大パノラマを堪能することができます。そして夕方になると礼文島の向こう側に太陽が落ちていき、見えるものすべてがオレンジ色に包まれていきます。利尻島一とも言われる絶景に、思わず息を呑んでしまうのではないでしょうか。もし航空券の関係で夕日を見るのが難しいなら、朝焼けを見に行ってもいいかもしれません。

【利尻空港】から夕日ヶ丘展望台へのアクセス方法
利尻空港から車で約3km、道道105号線を進んでいくと右手に夕日ヶ丘展望台は見えてきます。丘のふもとには広い駐車場があり、そこからは徒歩で進んでいきます。時間があるなら空港から車と同じルートで歩いて行くこともできます。