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稚内空港の案内情報
駐車場
稚内空港の駐車場は無料で使用することができ、営業時間は6:00~22:00までになっています。ただし、年末年始などの繁忙期は大変混み合うので、公共交通機関を利用したほうがいいでしょう。
アクセス(バス、電車、車)
稚内空港へは空港連絡バスが乗り入れています。空港連絡バスはフェリーターミナルJR稚内駅、JR南稚内駅などを経由します。JR稚内駅からの所要時間は約30分です。なお、空港連絡バスは本数が限られているので、あらかじめ時刻表をチェックしておきましょう。
ラウンジ
稚内空港にはラウンジが設置されていません。そのかわり、1Fには到着ロビー、2Fには出発ロビー、ホールディングルーム(待合室)があります。また、2Fにはインターネットが無料で利用できるWebコーナー・PCデスクが設置されています。なお、稚内空港では全館でLANサービスが無料で受けられます。
営業時間
稚内空港の営業時間は9:00~17:45です。閉館が17時台と早いので注意が必要です。なお、空港ビル内にあるショップは10:30~17:00までになっています。
お土産
稚内空港は日本最北端に位置する空港です。そのため、日本最北端らしいお土産を購入したいところです。ANA直営の「ANA FESTA」では、地元の名産品である「流氷まんじゅう」が購入できます。また、「ハートランドフェリー」では期間限定でロシア産のビールもあります。焼酎や日本酒も販売されているので、チェックしてみましょう。
食事
稚内空港にはレストランが一つしかありません。2Fにある「稚内空港 レストラン」では、ラーメンを中心としたラインナップになっています。北の町にある空港らしく、ラーメンの味は濃厚です。なお営業終了時間は17:00ですが、最終便の到着により営業時間が変更になる場合があります。
ホテル
稚内空港周辺にはホテルがないので、稚内の中心地まで出る必要があります。空港へのアクセスを重視するなら「ANAクラウンプラザホテル稚内」がおすすめです。稚内空港へ向かう空港連絡バスがこのホテルに直接、乗り入れるからです。他にもビジネスホテルから観光ホテルまで、様々なホテルが用意されています。JR稚内駅、JR南稚内駅周辺で探してみるといいでしょう。また、稚内のホテルは利尻島、礼文島への観光拠点にもなります。
稚内空港周辺の観光スポット
宗谷岬の紹介
日本最北端の場所として稚内観光では代表的なスポットです。北緯45度31分22秒、宗谷岬の突端に位置し、「日本最北端の地」と刻まれている碑があります。碑は北国のシンボルである北極星の三角錐を表し、丸い台座は「平和と協調」を表現。中央にある「N」の文字は北を意味しています。付近の売店では「最北端達成証明書」が販売されています。この碑の近くには、樺太の探検で知られる間宮林蔵の立像があり、丘の上には、赤と白に彩られた宗谷岬灯台があります。この灯台は北海道では3番目に建てられ、今でも宗谷海峡を航行する船の安全を守るために使われています。そのほか、この地は国境に接するため、サハリンに派遣された「旧藩士の墓」や「平和の碑」、「祈りの塔」、「旧海軍望楼」など過去の戦争に関係する遺物が数多くあり、歴史を今に伝えています。
ノシャップ岬の紹介
ノシャップ岬は、日本最北稚内の北へ突き出した半島の西北端にある岬です。「ノシャップ」とは、アイヌ語でノッ・シャムといい「岬が顎のように突き出たところ」「波の砕ける場所」の2つの意味があると言われています。晴れた海霧の立たない日には、利尻島や礼文島、遠くはサハリンの島影まで眺めることができる展望スポットして有名です。また、夕日の景勝地としても人気があり、夕暮れ時には地平線に沈みゆく夕日が感動的な情景を見ることができます。岬にはイルカのモニュメントがあり、シンボル的な存在となっています。日没前には、見る方向によっては、イルカが夕陽にキスをする瞬間があり、記念撮影スポットの一つと言われています。また、ノシャップ岬では、毎日変わる日の入りの時刻が掲示されており、これを使って日の入りのカウントダウンを楽しむことができます。
稚内港北防波堤ドームの紹介
稚内港北防波堤ドームは、稚内港が旧樺太航路の発着場として使われていた時、港へつながる道路や鉄道へ波しぶきがかかるのを防ぐのを目的に、昭和6年から昭和11年にかけて建設された防波堤です。稚内港が樺太へ渡航する人たちでにぎわっていた頃の記憶を残す歴史的遺産であり、古代ローマ建築を彷彿させる太い円柱となだらかな曲線美が特徴のこの回廊は、世界でも類を見ない建築物として広く注目を集めています。北海道遺産、土木学会選奨土木遺産に指定されています。建設後半世紀経過して老朽化が著しかったため、昭和53年、全面的な改修工事が行われています。高さは13.6m、柱の内側から壁まで8m、総延長427m、柱の本数は70本の半アーチ式の建物です。夏にはドームの中にテントを張る旅行者も多いようです。
稚内公園の紹介
稚内公園は、稚内港の西側にある小山にある総合公園です。市街地や稚内港を一望することができ、園内には数多くのモニュメントや稚内市開基百年記念塔、北方記念館、足湯のあるゲストハウスなどがあります。公園内にあるモニュメントを代表する「氷雪の門」は、かつては日本の領土だった樺太への望郷の念と、そこで亡くなった人々を慰霊するため1963年に建立されました。両側に対になって立つ高さ8mの望郷の門と中央の女性像から成り、門の向こう側にはサハリンの島影が浮かびます。そのほか、映画・南極物語で有名になったタロとジロの功績をたたえて建てられた「南極観測樺太犬訓練記念碑」、終戦直後の1945年、ソ連侵攻の中にあった樺太で、最後まで交換業務の任務を果たし、自ら命を絶った若き女性交換手たちを慰霊した「九人の乙女の碑」などもあります。
ノシャップ寒流水族館の紹介
ノシャップ寒流水族館は、稚内市開基90年を記念し、日本で最も北にある水族館としてノシャップ岬にオープンしました。北の冷たい海でたくましく生きる北方系の生き物を中心に100種類屋久1、500点を飼育展示しています。人気のあるゴマフアザラシやペンギン、話題のクリオネやフーセンウオなども見ることができます。水量90トンもあり、360度見ることができる回遊水槽では、幻の魚と言われるイトウをはじめ、ソイ、カレイ、ホッケ、オオカミウオなどの魚の多様な生態や泳ぎ回る姿が観察できます。また、アザラシショーやペンギンショーも開催。アザラシへのエサやり体験、ナマコやヒトデ、カニなどの磯野生き物に触って、学ぶことができる体験学習などもできます。特に家族連れやカップルにおすすめのスポットです。